X環境を構築する
FreeBSD-7.0 Release でX環境を構築することになったので作業メモを残す.
portsからでもいいけど時間がかかるので,パッケージからxorgをインストール.
# pkg_add -r xorg
X用の設定ファイルを作成する.
# Xorg -configure
作成した設定でうまく動作するか確認.
# Xorg -config xorg.conf.new
うまく動作したなら /etc/X11 以下に xorg.conf というファイル名で保存.
# cp xorg.conf.new /etc/X11/xorg.conf
次に Window Manager をインストールする.今回は,Gnome や KDE よりも軽量な Fluxbox を使用することにする.
# cd /usr/ports/x11-wm/fluxbox/ # make install clean
X起動時に fluxbox が起動するように設定する.
$ echo "/usr/local/bin/fluxbox" >> ~/.xinitrc
次に日本語入力ができるように InputMethod をインストールする……前に,glib20 を入れ直す.どうやら FreeBSD-7.0 Release をインストールした段階ではglib のバージョンが古いらしく X関係のアプリをいれようとすると make 途中でこけてしまうからである.
# cd /usr/ports/devel/glib20 # make deinstall # make reinstall
これでようやく InputMethod のインストールを行える.今回は,SCIMとAnthyの組み合わせを選択した.
# cd /usr/ports/japanese/scim-anthy # make install clean
インストールしたら,~/.xinitrc に以下の内容を記述する.
export XMODIFIERS=@im=SCIM export GTK_IM_MODULE=scim scim -d &
ここまで設定したら startx で SCIM が立ち上がるか確認する.なぜか SCIM の設定が SCIM のツールバー上から起動できないので, SCIM の設定を変えたい場合は,ターミナル上で scim-setup を実行してやる必要がある.